|
サガダを早朝のジプニーで発ってボントック、バナウエと乗り継ぎ、その足でトライシクルをチャーターしてバタッドへ向かう。バナウエからサガダ行きのジプニーも出ているが1日に何本も出ていないので個人旅行はトライシクル(側車付きオートバイ)利用が便利。
写真-1
写真-1はバナウエの街中をソロソロと走るトライシクルから撮った写真で、この辺りには観光客向けのレストラン兼用宿泊所が多い。
写真-2
写真-2がバナウエの街中を抜けていよいよ山道へ向かう地点で眺めた風景で、写真-1の右側にある建物の裏手の様子。
これらの建物は眺めも良いのでレストランや宿泊所になっているが、急勾配の斜面にへばりついて増築に増築を重ねた建物が建てられていて、実際に見ると少々怖い。
写真-3
写真-3はバタッドへ向かう道沿いで見える棚田で、バナウエ地域にはこのような景色は普通に見られる。
写真-4
写真-4は少々規模の大きい棚田で、この時期は水を張った状態の田圃が多い。こういった景色は日本でも見たような景色で、稲作文化が伝播、共通している証拠にもなる。
トライシクルといっても結構力があって、急な山道でもグングン登って行き、山腹を巻く道路を確実に走る。
バタッドは本道から更に急勾配の山道を入るが、そういった僻地ともいえる地域でも舗装道路になっていて走り易いが、所々崖が崩れてそのままの状態で放置してある箇所も多い。
写真-5
バタッドには直接車では入れないが、かつてはかなり手前までしか行けず、そこから山道を歩いていたようだが、近年かなり近くまで道が延ばされた。
写真-5はその新しく作られた道路上で、トライシクルの運転手が我々に安全のために下車して、その先の道で待っているといって、先へ走って行った光景で、いざ降りて歩くと身体が前のめりに倒れそうな急勾配であった。
写真-6
下の方でまたトライシクルに乗り込んで着いた場所が写真-6で、写真は来た方向を見上げていて、一帯には簡単な店が並び、バナウエ方面から来た車が道沿いに駐車している。
この道路はここまでで、この先バタッドまでは歩くしかなく、ようやく山らしい雰囲気になったと嬉しいが、朝からロクな物を食べていないので写真に写る店で、インスタントの焼きそばを食べるが、出来上がるまで相当時間がかかり、恐らく薪で火を焚いて作ったのであろうか。
乗って来たトライシクルの運転手には、次の日の時間を決めてここで待ち合わせるようにして、帰りに全額を払うようにした。本当に来てくれるかどうか心配な感じもするが、それは向こうも同じで次の日に来て見たら居なくて、料金を踏み倒されたなんていうこともあるのではないか。
|