フィリピンが丸見え!最新ニュース, 地域・生活情報発信!
[]  01-01
[]  01-01
[]  01-01
フィリピンニュース
   

ニュース
政治
経済
社会/文化
ニュースの壺
インタビュー
情報
概況
歴史
政治/政府
地方行政
統計資料
歴代大統領
国民的英雄
地図
コラム
セブ島工房
英語学校奮闘記
大野のブログ
ICANまにら
KAZU
JRエクスプレス
マニラ社長
BUNBUN
ダルマ大将
志乃(Shino)
反町真理子
RYO
ダイチャング
あん
ライフ
・生活情報 
・CEBU   ・MANILA
・CLARK  ・BAGUIO
・DAVAO  ・ILOILO
・BACOLOD
・他の地域
PR
 
セブ・マクタン島で起きた凄惨な殺人事件 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  セブ・マクタン島で起きた凄惨な殺人事件
 

 311日、セブのリゾート施設が集中するラプラプ市で凄惨な事件が起き、地元は蜂の巣を突っついたように大騒ぎになっている。

 
【写真は事件のあったマクタン島を飛行場着陸直前の機窓から見る】

 ラプラプ市というのはセブ本島と2本の橋が架かるマクタン島にあり、マクタン・セブ国際空港を持ち名実共にセブの空の玄関口になっていて、この利便性から日系企業が多数進出する経済特区がいくつも造られ、人口は40万人を超える。

 事件は同日早朝の空き地で、16歳になる女子高校生の遺体が下半身を剥き出しになった状態で発見され、検視の結果強姦をされた後に殺害、遺棄されたことが分かった。

  現地のテレビも新聞も大々的に取り上げられ、ぼかしているものの下半身裸の遺体が空き地に横たわる写真が新聞に大きく載るなど、被害者及び家族の人権も2次被害を受けている。

 こういった写真は日本では掲載するなど考えられないが、フィリピンでは普通で、殺人事件の血が流れる死体や交通事故死の遺体写真など、平気で掲載されているし、見る方もそれほど惨いとは思っていないようだ。

 世界の国の中ではこういう凄惨な写真を新聞などに掲載するのは珍しくなく、事実をそのまま載せたといえばそれまでだが、小生もタイや中米のホンジュラスの新聞で目にしている。

 人権意識の違いと言ってしまえばそれまでだが、フィリピンなど表向きは人権意識は高いと喧伝されても、例えば捕まった容疑者の扱いなどかなり侵害、おかしいのではという場面がテレビのニュースで流れる。

 例えば組織犯罪などで検挙した容疑者達をオレンジ色の目立つTシャツを着せて並ばせ、しかも手錠姿で立たせその前で警察の幹部連中が『さあ、どうだ』というシーンなどその典型例になる。

 こうなると江戸時代の晒し者同様で、容疑者といえども裁判で判決が確定するまでは無罪という大原則はどこへ行ったのかと思うが、日本で逮捕された犯人が顔を隠され手錠の上には布が被せられるなどフィリピンと比べると手緩い感じはする。

 また警察署内で警官の目の前で被害者が捕まった加害者に対して、殴る蹴るという場面はニュースの定番で、これは取材する側が被害者に報復をけしかけているとの話もあり、どちらにしても関係のない者にとってはコメディー番組を観るのと同じである。

 さて、先述の事件に戻るが、遺体が遺棄されていたのは国際空港のある行政区域の空き地で、警察が検証している周りには住民が蝟集していて、国を問わず野次馬は多いことが分かる。

 この事件では目撃者があって、3人の男が現場から立ち去ったと証言しているが、犯行が行われている時も目撃していて、その時どうして犯行を防げず、また犯行中に通報しなかったのかとの疑いがかかる。

 しかし、こういった見方はフィリピンでは皆無で、その理由は日本以上に面倒には『関わりたくない』意識が強いためで、特に犯罪絡みでは無関心を装うことが多いようだ。

 これは犯罪を目撃して関わった場合、報復を受けるのを怖れ、時には殺されることが珍しくないためであり、日本のように犯罪現場を目撃した人が正義感から犯人を追い詰めるなどということは全くないといって良い。

 実際、小生の知人がセブの有名なモールの入り口を出た直後何者かにネックレスを奪われそうになり、そのネックレスが切れずに歩道上をズルズル引き摺らされた時、周りは傍観し行き交う車はさっさと去ったという。

 自分の身は自分で守るが徹底しているフィリピンでも、これはいくら何でもと思いながらもフィリピンもアメリカ同様『銃社会』の素地、共通点がここにあると感じた。

 先述の『ラプラプ市16歳少女殺害事件』では、ドゥテルテ大統領も選挙遊説中に触れるくらい関心は高く、それが怠慢な警察捜査にはっぱをかけ、犯人に関する情報に賞金を出す人も現れ、事件解決は近いのではと見られている。

 著名人が関心を示すこの手の事件で思い出すのは、10数年前にセブであった『姉妹拉致強姦殺人事件』で、この事件はセブの政財界の有力者の馬鹿息子どもが犯人として捕まったが、この有力者達が権力と金を使って事件をもみ消し、有利になるように工作したために逆に大きな事件となった。



 この事件はセブのアヤラ・モールで拉致された姉妹が、強姦の後殺害、その遺体をセブ島中部の山中に遺棄し、1人の遺体は発見されたがもう1人はいまだ発見されていず、事件は仲間の1人が呵責から告白、明るみになった。


 捕まったドラ息子連中は有力者誰々の息子という表現は新聞で盛んに書かれているが、当の本人が何の仕事をしているかなど全く書かれていず、これは金持ちの子息というのは働かないのが当たり前というフィリピンの風土から来ているもので珍しいことではない。

 事件が事件であったために、親どものもみ消し工作は通じず、起訴、裁判となったが
逮捕後から被害者を支援する人々のデモがあったりして、結局全員有罪判決が下され死刑を含むものの、フィリピンは死刑制度は実質的に廃止しているので終身刑が最高となった。

 ところが首謀者の1人が、大統領を出したこともあるセブの政治屋一族として有名なオスメニャ家の出で、その国籍がフィリピンとスペインの2重国籍から問題は意外な展開となった。

 どういう理由でスペイン政府が動いたのか知らないが、この死刑判決を受けた人物はスペインの刑務所に移され、そこで刑期を務めることになったが、いずれ刑期は短縮されて放免されるだろうといわれているし、既に世間のほとぼりは冷めているからフィリピンに戻っているかも知れない。


 

 フィリピンでは金と地位のある人間の犯罪は隠蔽されることが多く、捕まるのは貧乏人ばかりといわれていて、ドゥテルテが強硬に進めている違法薬物関与者抹殺も、殺されている多くは末端の貧乏人で、大物は見逃されている。



  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2019/03/19 (火)

Share |
 
セブ島工房 ::: フィリピンニュース・情報 Philippines Inside News
 コーヒー豆の産地は南米や中米が大産地の印象を持つが、今は東南アジアもコーヒー栽培は盛んで、今やヴェトナムがブラジルに次いで世界第2位の生産量をあげているという。  ヴ..   | 2019-08-21
 握り飯を『おにぎり』あるいは『おむすび』といい、おにぎりと呼ぶのは西の方で、東の方はおむすびと呼ぶことが多いらしいが、生粋の東京の下町人間であった母親は『おにぎり』と..   | 2019-08-14
【写真-1】    台風がパラワン島北方に近づいているが、この日はアイランド・ホッピング用の船が出そうなので申し込む。結果的にあくる日は出港停止措置が取られていて、こ..   | 2019-08-10
『菜食主義』という言葉があり、肉食をする人と分けているが、個人が食べる好みで区別するなど全く馬鹿らしい話で、『主義』などと大袈裟に触れ回るものでもないし、それを偉そうに..   | 2019-08-07
 セブのマクドナルドには年に数回という程度で、しかも好んで行くわけではなく、何かの拍子に食事を食べ忘れて時間もない時にしょうがなく食べている。 【支払代金の内捨てられる..   | 2019-07-25
 セブにスターバックスが進出したのは1990年代も終わり頃であったと思うが、その第1号店はアヤラ・ショッピング・モールで、今もその店は健在である。  その後、セブには次々とス..   | 2019-07-22
 【写真-1】    エル・ニドの町に向かって戻る途中に写真-1のビーチがある。ここに至る幹線道路沿いには綺麗に造られたフェンスが延々と続き、最初は公有地かと思って..   | 2019-07-20
先日、知人とマクタン島にあるレストランへ行った。  マクタン島には国際空港があり『セブのリゾート』として有名な地帯はこの島の東側の海岸線に造られ、西側は狭い海峡を挟ん..   | 2019-06-30
【写真-1】    写真-1はビーチの一角で見つけた『I ♡ NACPAN』の大きな看板。この手の装置はフィリピン中の観光地や町にあり、写真スポットとして人気はあるが、デザイン..   | 2019-06-25
 ある日本食レストランへ行った。このレストランの経営者は昔からセブに住み、テレビ番組に因んだ名前を店名としていたが、どういう事情があったのか現在は経営者が代わり店名も変..   | 2019-06-19
12345678910,,,140
    
ニュース コラム ライフ
【進展】 セブの邦人女性..+ 2624
【結果】 2019年中間選挙-..+ 2297
【恐怖】 邪魔者は消せー..+ 2280
【交通】 セブ-マクタン..+ 2278
【教育】 今年の就学児童..+ 1348
パラワン島紀行 2018年 そ..+ 995
【利便】 企業の思惑で進..+ 868
【事故】 セブ島南部の町..+ 799
パラワン島紀行 2018年 そ..+ 761
【賛否】 死刑制度復活を..+ 759
1989年6月4日の天安門事件か..+ 723
セブで飲む凍ったビールと..+ 613
パラワン島紀行 2018年 そ..+ 553
セブに浮かぶヨットを見な..+ 399
ゴミを大量に出すマクドナ..+ 267
パラワン島紀行 2018年 そ..+ 252
《人災》 イロイロ市沖で..+ 210
セブで飲む或る日のスター..+ 208
《患者》 デング熱大流行..+ 207
【行事】 下院で ドゥテ..+ 154
21【停滞】 現政権下で最低..+ 136
22セブで食べる『トンカツ』..+ 107
23《怨恨》 セブ島に住む72歳..+ 90
24セブで食べる 『おにぎり..+ 86
25パラワン島紀行 2018年 そ..+ 81
26《平均》 セブのホテル稼..+ 32
27セブの街中で実るコーヒー+ 27
28+
29+
30+
31+
32+
33+
34+
35+
36+
37+
38+
39+
40+
41+
42+
43+
44+
45+
46+
47+
48+
49+
50+
51+
52+
53+
54+
55+
56+
57+
58+
59+
60+
61+
62+
63+
64+
65+
66+
67+
68+
69+
70+
71+
72+
73+
74+
75+
76+
77+
78+
79+
80+
81+
82+
83+
84+
85+
86+
87+
88+
89+
90+
91+
92+
93+
94+
95+
96+
97+
98+
99+
100+
フィリピン留学情報
MAAS!留学
セブ島留学・セブ留学ならMAAS!(マーズ)留学へ
メルマガ購読(無料)

メールアドレス(半角) 
Share |
会社紹介お問い合わせお知らせディレクトリ
全体:791,023 今日:3 昨日:157
PH-INSIDEに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
E-mail: help@ph-inside.com
Copyright (C) 2002 ph-inside.com. All rights reserved.