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セブで考える広島と長崎の原爆 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  セブで考える広島と長崎の原爆
 

 強行開催されたオリンピックなど早く終わってくれと思っていたのは小生だけではないと思うが、セブに住んでいると日本のテレビは映らないから、馬鹿騒ぎをしているオリンピック特番というものの害禍からは無縁でいられたのは有り難い。 


【写真は世界遺産に登録されている広島の原爆ドーム】

 

 それでもインターネット経由で視聴しているドラマなどの番組はほとんど休止になっていて、一層オリンピックに対して反感を募らせたし、金権オリンピックなどよりドラマや通常番組の方を視たいと思った人は大勢いたのではないだろうか。

 

東京オリンピックが『電通のオリンピック』と揶揄されるように、イヴェントとしていくら稼いだのか知らないが、電通はTV業界の放映時間枠を握っている絶対王者だからオリンピック一本槍で、視聴者のニーズなどお構いなしなのであろう。

 

 このミソの付きっ放しのオリンピック開催に釈迦力であった、市会議員くらいで収まっているのが一番似合う、菅の『金メダルを獲りだせば国民は政権批判を忘れる』は近年にない迷言で、確かに日本の大手メディアのニュースはこれでもかとばかりにメダル獲得のニュースばかりであった。

 

 それで国民は熱狂しているかというと、新型コロナ感染者数は日本全国も東京も毎日過去最高を更新している状況では、さすがに目を逸らす訳にはいかず、オリンピックと新型コロナは別物という流れで醒めるしかなかった。

 

 熱狂しているのは当の選手達とテレビ放映権40億ドル目当ての興行団体IOCや大会運営に携わる利権業者などと、いつの時代でも国民の中に一定数いる何も考えない大勢順応の層だけで、終わってからの揺り戻しはかなりの激甚になるのではないか。

 

 こういう空しい大会の次にはパラリンピックが待ち構えているが、関係者から中止になるの観測も意図的に流れ出していて、これはパラリンピックを人身御供にして終わったオリンピックの正当性を、前面に出すためのアリバイ作りの動きに見える。

 

東京オリンピックのスケジュールなど関係なく原爆が落とされた史実は変わりなく、1945(昭和20)86日(月曜日)午前815分、人口35万人の広島市上空で原子爆弾が炸裂、死亡者は14万人以上といわれているが、広島市の調査では9万人という数字もあり、その数字の開きの大きさからも原爆被害の甚大さを感じる。

 

 広島に投下された3日後の89日(木曜日)午前112分、2つ目の原爆が長崎市に投下され、人口27万人中推定で74千人が死亡し、広島は日清戦争時の1824(明治27)年に『大本営』を置いた軍都で、長崎は戦艦大和を建造した造船所がある軍需都市で標的になった。

 

 原爆投下だけではなく、その年の310日には死者115千人以上と原爆被害以上の惨禍を記録した『東京大空襲』があり、こういった無辜の民を大量虐殺する行為は戦争犯罪であることは明らかなのだが、追及する手は弱い。

 

 東京大空襲、2つの原爆投下は白人種によるアジア人への人種差別によるものだと指弾する見方もあり、確かにピカソの描いた『ゲルニカ』で知られる無差別攻撃はドイツ軍による空爆であったが死者は250人程度といわれている。

 

『ゲルニカ爆撃』は1937426日にあり、これが歴史に名を残すのは無差別攻撃が空からの攻撃では史上初めてであったことで、以降戦争は軍人同士が戦う形から一般人を標的にする戦略となり今もその系譜は止むことはない。

 

 空襲といえばドイツ軍による『ロンドン空襲』も知られるが、これは194097日から1941510日まで行った大規模な空襲で、民間人死者43千人以上というから、延べによるとは被害はかなり酷かった。

 

 そういうイギリスが報復に原爆でドイツを攻撃しようとしなかったのは、勿論原爆開発が間に合わなかったためもあるが、アメリカと違った激さない国民性があったためではないかとも思うが、どちらもアングロ・サクソンの血を引いているから何とも言えないところもある。

 

 アメリカは原爆開発に成功して単細胞の軍部は使いたくて仕方がなかったようだが、大量殺人兵器の原爆使用には躊躇していた大統領ルーズベルトが急死し、後を継いだトルーマンは名うての人種差別者として知られ、日本など歯牙にもかけず原爆投下にゴー・サインを出した。

 

 ヨーロッパ戦線にもアメリカは使う話も出たようだが、当時のヨーロッパ戦線最高司令官であったアイゼンハワーの猛烈な反対があったために使われず、一方太平洋地域の最高司令官であったマッカーサーは日本への原爆投下は容認派であったから、この人事が逆であったら広島、長崎の原爆投下は避けられたのではと思う人も居るが、歴史の『たられば』の範疇を出ない。

 

 瀕死状態の日本に原爆など使わなくても降伏は間近かったと分析する史家もあり、それでも原爆投下が行われたのは新兵器を試したかった『軍人の火遊び』とまで言い切り、それであったら亡くなった人々は何のためにこの世に生まれたのかと思わざるを得ない。

 

 広島に最初の原爆が落とされて、次の長崎までの間に戦争指導会議は開かれ、その時に無条件降伏を受け入れる旨の表明をしておけば長崎への原爆投下は避けられたという指摘もあるが、当時の会議の様子を調べると冷静な判断の出来ないまで戦争指導者連中は追い詰められていた。

 

 何しろ軍部は数千万人の国民が死ぬ本土決戦などと叫んで、上陸する連合軍を水際で食い止める準備をし、天皇の避難所まで用意していたくらいだから、原爆投下をまともに分析して意見をいえる者などいなかった。

 

 それでも2発目の長崎投下でさすがの天皇以下の戦争指導者連中の蒙が解け、15日への降伏に至る訳だが、それにしても犠牲になった無辜の民は何であったのかと未来永劫まで問い続ける必要がある。

 

 小生は高校の修学旅行で長崎の北村西望が製作した平和祈念像を訪れているが、事前に学習した訳でもなくずいぶん白っぽい像との印象を持ち、原爆云々よりも像の前でふざけた格好で写真を撮る方に関心は行っていた。

 

 原爆ドームが世界遺産に指定されるはるか前に広島平和公園にも訪れ、平和祈念資料館も見学しているが、それまで原爆の惨禍は知識としてあったが実際目の当たりに見ると何倍もの強烈さで迫り、涙なくしては見られなかった。

 

 そういった2つの原爆、更に1954(昭和29)年31日のビキニ水爆による『第5福竜丸事件』と日本は核兵器による被害を唯一受けている国なのに、核兵器廃絶に対しては非常に鈍く犯罪的ともいえる行動をとっている。

 

 余談ながらこの生き証人ともいえる被曝した第5福竜丸は後に水産大の練習船に使われ、最後は夢の島に打ち捨てられていたが、保存運動が起こり1976(昭和56)年に保存、展示施設が夢の島に作られた。

 

 小生もいつの時期か忘れたが、まだ交通の不便な時代に訪れたことがあって、保存に関わった人々の努力に敬意を表したが、この反戦施設が出来たのは1967(昭和42)年から1979(昭和54)年まで312年と知事を務めた美濃部亮吉でなかったら実現出来なかったと思われる。

 

 201777日の国連総会で『核兵器禁止条約』が採択され、これは核兵器を法的に制限する条約で画期的といっても良いが、日本は核兵器保有国と同調して討議から逃げまわった。

 

 この条約が効力を得るには国連加盟国50ヶ国の批准が必要で、20201024日に50ヶ国目となるホンジュラスが批准してその90日後に条約は発効したが、核保有国は相変わらず無視状態。

 

 法的に拘束力のある条約にも拘らず核兵器保有国であるアメリカ以下、中国、ロシアなど全く意に介せず、日本もアメリカに追随して批准をする動きなど全くなく、こういう態度が世界から日本のダブル・スタンダードを批判される所以となっている。

 

 今年も広島、長崎の追悼式典に首相は出席して空虚な言葉を並べているが、この核兵器禁止条約について言及してこそ、日本の原爆に対する真剣な姿が分かるというもので、今年もそれに関する文言は全くなくこれからもそうなのであろう。

 

 76年前の原爆投下なので既に過去のものと思っている人も多いだろうが、最近でも原爆投下後に降った放射能雨被害の『黒い雨訴訟』で原告側が勝訴し、国は珍しく上告を取り止めて被害者救済を図っているから、古くて新しい問題であると認識する必要がある。

 

  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2021/08/19 (木)

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