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セブから見える元首相の殺害事件 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
   
  セブから見える元首相の殺害事件
 

第26回参議院選挙は投票日2日前に、安倍元首相が奈良県で演説中に銃撃を受けて死亡するという事件が起きて、自民党は『弔い合戦』として張り切り、投票結果は自民党の大勝利とマスメディアは持ち上げたが、実際は8議席増えただけで『安倍効果』があったとはいえず、あったとすれば野党候補に追い上げられて劣勢が伝えられていた選挙区の自民党候補に同情票が入って当選し目減りを防いだくらいではないか。

 


【写真-1 政治家というのは家業なのか世襲議員が増える一方】

 

 安倍を手製の銃で撃った容疑者の背景が分かるに連れて、旧統一教会組織と安倍や自民党の議員との関係は明るみになったが、昔から指摘されていたもので目新しいものは何もなく、この組織が『世界平和統一家庭連合』と名前を変えていたのは知らなかった。

 

 統一教会という芳しくない旧名を隠すために世界、平和、統一、家庭、連合と誰にも抵抗のない語彙を続けて新名称にしたが、それがこの組織の巧妙なところで、宗教心や信仰心を悪用した『詐欺集団』との批判も強い。

 

 1970年代に『原理研究会』という統一教会の学生組織が駅前にイーゼルを立てて宣伝活動をしているのを思い出すが、学生運動をしている連中に囲まれても動じずに続けている様子には感心もしたが、その眼の座り具合には異常さを感じた。

 

 さて、安倍を殺害した容疑者は母親が統一教会の信者で、教会への献金によって家族が崩壊し、その憎き統一教会とつながりの深い安倍を狙ったと供述しているが、ボツボツと出て来る情報もメディアは警察発表をなぞるだけで、どこまで真実か分からないところも多い。

 

 最近では、容疑者の精神が異常なのではないかと精神鑑定する『狂人説』が流れていて、安倍の死はいわば『狂犬』に噛まれた不慮、非業の死と見るように傾いていて、これがこの秋に予定されている『国葬』への世論形成の基になっている。

 

 勿論、殺害によって相手を封じる行為は断じて許せない行為で、安倍本人や身内、関係者の悲しみは大変なものと思うが、公人である政治家は死後に賛美、批判は当然あるもので、その点をしっかり押さえるべきではないか。

 

 安倍の死を悲しんで弔問に訪れる市民が献花で列を作っていると盛んに報道されているが、自民党が常に30%台の得票率で権力を維持している日本だから、当然そういう行為を同情を持って行う人は多くて当たり前で、政治家の死としては驚くものでもない。

 


【写真-2 この人物日本の明日の何を切り拓いたのだろうか】

 

 安倍の祖父の戦犯でもあった岸信介元首相は反共目的で作られた統一教会の政治組織『勝共連合』を日本に入れた人物と知られ、これは韓国の時の朴正煕軍事政権の反共政策と合致し、統一教会は反共が商売になると見抜いていた集団であり、それに絡め取られる自民党の政治家は昔も今も多い。

 

 安倍の関係者は安倍本人は統一会員でもなく、無関係と装っているが同集団への賛意メッセージを何度も寄せていたのは紛れもない事実で、その行為と統一教会への賛同は違うと苦しい論陣を張っているが、国政の頂点に立った政治家としては迂闊では済まされない。

 

 銃撃事件は選挙遊説中にあり、これは『テロ』であり、民主主義の根幹に挑戦する大事件と世論は誘導されたが、容疑者はあくまでも統一教会の信者である母親の1億円以上の献金に対する統一教会への憤りと供述していて、献金と言葉は柔らかいが毟り取られたのと同じで『オレオレ詐欺』同然で、その動機は首尾出来る。

 

 それにしても信者とはいえ、宗教組織に1億円もの巨額な金を収めるのだろうかという疑問は信仰心云々以前に思い、そこが宗教の怖ろしいところで、現生の徳が金額の多寡で決まるなら富める者は皆献金しているであろうが、財力に関係なく献金によって徳を積んだと思うから始末が悪い。

 

 フィリピンもカトリックの宗教大国だが、教会でミサを行っている最中に袋の付いた長い棒を持って献金を促すように廻って来るのを見ていると、袋にお金を入れる人は少なく、入れても20ペソ(50円)札程度で知人が20ペソ札を用意しているのを見てもっと出してもいいのではないかと思ったこともあり、100ペソ札を見ることは少ない。

 

 それでいて、カトリック教会が潰れないのは常日頃信者からの献金があることと、亡くなった人間が財産を教会に寄贈することが遺言によって広く行われていることで、特に土地の寄贈というのは多く、フィリピンではカトリック教会が一番の地主であるとまでいわれている。

 

 フィリピン・カトリック教会組織も既に500年の歴史があるから、その存続にかけての知恵と手段は長けていて、統一教会が年間数百億円の金を集めているといっても、不思議ではなく、いわゆる新興宗教も数多く生まれていてその動員力が国政選挙に影響を与えるほどである。

 


【写真-3 安倍の地元の新幹線に警戒で同乗する警察官】

 

 安倍の事件は『暗殺』と見るか判断に別れるところだが、暗殺事件で過去に印象強く焼き付いているのは日本では『浅沼稲次郎刺殺事件』と『ケネディー暗殺事件』の2つで少々触れてみたい。

 

 『浅沼稲次郎刺殺事件』は1960(昭和35)年10月12日、東京の日比谷公会堂で開催されていた自民党、社会党、民社党の3党首立会演説会壇上で17歳の少年に社会党委員長の浅沼稲次郎が刺されて死亡した事件で、その事件は小生の記憶に残っている。

 

 演説会は総選挙を迎える直前で、当時は60年安保騒動の余波収まらなく、安保時の首相の岸は辞職し池田勇人に変わっていたが、壇上で刺殺された瞬間を撮影した毎日新聞記者の写真は日本人初の『』ピューリッツア―賞』を受賞したが、犯人の少年は少年鑑別所内で自殺をした。

 

 この事件は左翼の大物を右翼の少年が仕留めたと、右翼団体は勿論かなり財界や自民党支持層には好意的に捉えた動きもあり、安倍事件と比べると左右逆のためか印象は違うが流れる底流は同じである。

 

 次の『ケネディー暗殺事件』は1963(昭和38)年11月22日、テキサス州ダラス市で第35代大統領ジョン・F・ケネディーがパレード中に狙撃され死亡した事件で、撮影されたフィルムも残されているが、未だ持って謎の多い事件となっている。

 

 狙撃者はソ連やキューバとも関係のあった人物であったが、逮捕された2日後に警察本部内で移動中に射殺されてしまい、狙撃犯を射殺した犯人の動機も不明で謎が謎を呼ぶようになったが、狙撃犯を射殺した犯人は4年後に獄中で癌のために死亡した。

 

 ケネディー暗殺で記憶に残るのはケネディーが暗殺された当日は日本とアメリカの間にテレビ中継が出来るようになり、その最初の映像がケネディー暗殺事件の一報で驚かされたが、今の様にネットを通じて自由に世界中とテレビ通話の出来ることを考えると隔世の感がある。

 

 この事件のあった後に、高校の同級生の家に遊びに行ったら、この同級生はケネディ暗殺を報じる日本の新聞をたくさん集めていて、聞いたら50年もしたらこの新聞の価値は上がるからそれまで保管しておくといっていたが、新聞よりもこの同級生の50年後はどうなっているのかそちらの方に興味がある。

 

 ケネディー暗殺事件の真相は色々と発表されているが、そのどれも決定的ではなくそういった事件の公式の調査報告書などは年数を過ぎるとアメリカは公開するシステムになっているが、ケネディー暗殺に関しての公文書は公開が差し止められていて、それがまた謎を呼んでいる。

 

 暗殺事件というのは日本の戦前の例からも右翼側から左翼側に立つ人物を狙うのがほとんどだが、今回の安倍事件は容疑者の政治的立場はほとんどなく『私怨』によるものと見方は傾き、政治事件ではないとなっているが、容疑者には犯行に至る動機は明らかにあったことは確かである。

 

 政治家は死して何を残したかを問われる因果な立場だと思うが、産経新聞などは盛んに持ち上げて安倍の政策の成果を書き連ねているが、安倍在任中は月給は上がらず非正規の労働者ばかりが増えていて、これでは政策的に良かったとはとても思えず、しかも長期間権力の座に居たことによって数々の疑惑が噴出し、政治を私物化したのは明らかである。

 

 特に政権末期の『アベノマスク』の顛末は酷く、あんな巨額な税金の使われ方をして日本人は怒らないのかと不思議に思ったし、何よりも安倍の悪いところは『嘘』を平気で重ねそれが本人は自覚していないことで、子どもに『嘘は泥棒の始まり』と言えなくなってしまい後世に対してこの点で罪は深い。


  Homepage: http://cebushima-blg.jugem.jp/
Updated: 2022/07/24 (日)

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