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【裁判】 マニラ国際空港第3ターミナルを巡る賠償金判決 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【裁判】 マニラ国際空港第3ターミナルを巡る賠償金判決
 マニラ国際空港には3つのターミナルビルがあるが、最新の第3ターミナルを巡って、外資系の事業会社とフィリピ政府の間で裁判が続いていて、このほど地裁で政府に対して17,500万ドルの賠償を命ずる判決が出た。(写真は第3ターミナル内部)

 

 この第3ターミナルはドイツ系の事業会社(PIATCO)と施工した日本の竹中工務店が関わっていたが、完成間近の200412月、政府側がターミナルを強制収用して差し押さえられてしまった。

 この強制収用された理由というのが今だもって闇の中で、一説には当時のアロヨが莫大な賄賂を要求、それを撥ね付けたため裁判所と組んだ嫌がらせともいわれている。

 紛争中に施工会社の竹中が工事代金を巡ってターミナル施設の肝心の部分ソフトを差し止めるなどがあり、第3ターミナルは長年閉鎖された。

 この間、竹中の手抜き工事と見せかける謀略的とも見られる『天井崩落事件』が何度もあったが近年になってようやく開業、ちなみに最近就航した成田―マニラの全日空便はこの第3ターミナルを利用している。

 この強制収用に対してPIATCO側は各種裁判に訴え、一応の勝利を得たがこの判決は賠償要求額の5分の1でしかなく、PIATCO側は早くも控訴を決めている。

 この事件は国際的な外資の投資案件がいとも簡単に中国や北朝鮮並みに収容されてしまうフィリピンの前近代性が問題となり、フィリピンへの投資意欲を削ぎ、アキノ政権は収束を図っているが見通しは難しく、最高裁まで係争は続く見通しである。



Updated: 2011/05/25 (水) 12:53

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