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【軍事】 好戦的な安倍自民党に 塩を送るアキノ大統領 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
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  【軍事】 好戦的な安倍自民党に 塩を送るアキノ大統領
 日本ではあまり報道されていないが、フィリピンと日本の間で軍事同盟締結の動きが顕著になっている。

 フィリピンはかつてアジア最大のアメリカの海軍と空軍の基地が存在し、これらの基地はヴェトナム戦争当時に沖縄と共に最前線基地だった歴史がある。

 その後コラソン・アキノ大統領(現アキノ大統領の実母)が誕生してから、これら基地は次々と返還され現在は経済特区として海外からの企業を呼び込んで自立の道を歩んでいる。

 しかし、中国の軍事的膨張を見込んで、撤退した米軍の常駐軍に代わる『訪問軍地位協定=VFA』がフィリピンとアメリカの間でアキノ母政権を引き継いだ、軍人出身のラモス大統領によって1998年締結された。

 続いて選出されたエストラダ政権は1年後にこの協定を批准したが、その裏にはこの協定批准をエストラダ当選のためのアメリカによる支持取り付けがあったとされる。

 VFAは演習などのために訪比する米軍兵士や物資の取り扱いに関する協定で、①出入国時のパスポート、ヴィザ既定の除外。②軍事物資の持ち込み、持ち出しに伴う関税の免除。③米兵が比国内で犯罪を起こした場合、比側の司法手続きが完了するまで米側が身柄を確保できるなどがある。

 この協定は比軍が米国を訪問の場合、1998年に締結された協定と比べると平等性を欠くと批判が強い。

 近年の南シナ海海域の中国による軍事的圧力を受けて日本は安倍政権になってから巡視艇の供与や日本人専門家を派遣し、フィリピン沿岸警備隊の監視、警戒活動能力を強化している。

 日本国憲法では明らかに自衛隊の海外派兵、派遣は禁止されているのにも関わらず、日本の自衛隊もフィリピン軍に協力し部隊を派遣していて、623日から2日間に渡ってパラワン島の西方海域で海上自衛隊とフィリピン海軍の合同訓練が行われた。

 漁船の捜索訓練とはいいながらその実態はれっきとした『派兵』であり、海上自衛隊の哨戒機P3C【写真】と海上自衛隊の約20人が参加。

 この海域は中国とフィリピンがその帰属を巡って争っている場所であり、フィリピン、アメリカ、日本の3国が軍事演習を繰り広げることによって中国に対して示威行動を行うが、これに対して中国は自分の行動を顧みない破廉恥な非難を表明している。

 こういった中、アキノ政権は日本との本格的な演習を可能とする『比日VFA』の可能性に言及し、フィリピン外務と国防両省が日本側と折衝中と表明。

 折からの安保法制審議で日本の自衛隊を米軍の下請けとして、海外派兵で攻撃ができるようにする法案が取り組まれているが、アキノ政権の考え方は好戦的な安倍政権に塩を送る考えである。

 フィリピン国内でも問題が多いとされVFA批准には上院議員の定数24人中の3分の2以上の賛成が必要とされ、現在のアキノ政権を支える与党ならば批准は確実と見られているが、来年に実施される正副大統領選および上下院選挙では議会地図が変わる可能性もある。

 こういった情勢をにらんで安倍政権はODA以下硬軟のフィリピン援助を与えて、フィリピン側を懐柔されると見られているが、そこまで甘くないのが日本に侵略されたフィリピンとの見方も強い。


Updated: 2015/06/29 (月) 11:10

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