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【作戦】 ミンダナオ島マラウィ市の戦闘に アメリカ軍特殊部隊が関与か - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【作戦】 ミンダナオ島マラウィ市の戦闘に アメリカ軍特殊部隊が関与か

 ミンダナオ島全域に戒厳令が布告されているきっかけとされている、南ラナオ州都マラウィ市における政府軍とイスラム武闘派『マウテ・グループ』との戦闘は、612日のフィリピン独立記念日までに制圧を目指していたが、いまだ完全制圧はならず戦闘が続いている。



 今までに分かっているだけで。この戦闘によって政府軍側死者58人、イスラム武闘派側死者190人以上、民間人の死者は40人程度となっている。

 この戦闘によって市内住民は近隣地区に避難しているため、マラウィ市内は無人と化しているが、武闘派グループが逃げ遅れた市民を人質にして家屋に立て籠もって可能性があるために、市民の犠牲者が増える可能性がある。

 このため、政府軍は市民の救出作戦を展開し、これまでに1600人以上を救出している。

 抵抗する武闘派グループに対して政府軍の空爆と交戦によって市内各所の建物は破壊が激しく、この事態を重く見た政府は610日、100億ペソ(約230億円)の予算を組んで、復旧を行うと発表した。

 こういった中、武闘派グループ構成員や関与したとして約310人に対して逮捕状が出ていて元マラウィ市長が逮捕され、ダヴァオ市では検問中にマウテ・グループの創始者兄弟の父親が摘発され、母親も逮捕された。

 なお、69日との大規模な戦闘ではマウテ兄弟の死亡と、マウテ・グループと連携するイスラム犯罪集団『アブサヤフ』指導者の死亡が伝えられたが、まだ確認はされていない。

 掃討作戦に、アメリカ軍の関与が従来から指摘されていたが、610日、在フィリピン・アメリカ大使館は関与を認め、アメリカ軍の関与は技術的なものに限っていると弁明した。

 アメリカ軍は従来からイスラム系武闘派対策を理由にミンダナオ島に部隊を駐留させていて、今回はゲリラ戦に強い特殊部隊をマラウィ市に派遣している可能性もあり、掃討作戦を支援するためにアメリカ海軍の電子偵察機『P3 オライオン』【写真 アメリカ海軍同型機】がマラウィ市上空に飛来している。

 この他、マレイシア国防相が69日、ミンダナオ島南部コタバト州を訪問し、現地で展開する『ミンダナオ和平監視団』を訪れ、マレイシアとフィリピン間を行き来するイスラム系武闘派に対して、両国間で封じ込める体制が整いつつあることを示した。


Updated: 2017/06/12 (月) 11:23

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