フィリピンが丸見え!最新ニュース, 地域・生活情報発信!
[]  01-01
[]  01-01
[]  01-01
フィリピンニュース
   

ニュース
政治
経済
社会/文化
ニュースの壺
インタビュー
情報
概況
歴史
政治/政府
地方行政
統計資料
歴代大統領
国民的英雄
地図
コラム
セブ島工房
英語学校奮闘記
大野のブログ
ICANまにら
KAZU
JRエクスプレス
マニラ社長
BUNBUN
ダルマ大将
志乃(Shino)
反町真理子
RYO
ダイチャング
あん
ライフ
・生活情報 
・CEBU   ・MANILA
・CLARK  ・BAGUIO
・DAVAO  ・ILOILO
・BACOLOD
・他の地域
PR
 
【悪党】 マルコス一家 不正隠匿財産を一部返還表明 - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
政治
   
  【悪党】 マルコス一家 不正隠匿財産を一部返還表明

 1965年から1986年までフィリピン第10代大統領であった『マルコス』は1972年に戒厳令布告し、弾圧の限りをつくす独裁政治家として歴史に名を残すが、一方で『汚職』の帝王として君臨した過去を持つ。

 同人は19862月に行われた大統領選の開票操作不正から、故コラソン・アキノを同大統領選に擁立した反マルコス陣営が決起し、マルコス一家とマルコスに寄生した政商がハワイに追われる羽目になった。

 3
年後にマルコスはハワイで死亡したが、遺体は地元ルソン島北イロコス州に冷凍保存され、妻であるイメルダ以下はフィリピンに帰国し、イメルダは北イロコス州選出下院議員、長女は同州知事、長男は上院議員を経て2016年副大統領選に出て小差で落選。

 マルコス独裁時代に検事に任官した過去を持つドゥテルテ大統領が就任してから、マルコスの遺体は国立の英雄墓地に埋葬された。

 ドゥテルテは副大統領は落選したマルコスの長男が良かったと公言するくらいマルコスびいきで、その力が働いてマルコス家は不正隠匿した財産を政府に返還すると申し出た。

 マルコスの不正で得た額は天文学的な数字で、現在でもスイスの銀行口座に100億ドル(約11千億円)を隠し持っているとされる。

 この口座から生じる利子6千万ドルはスイス当局に差し押さえられ、フィリピンに返還されたが、秘密口座そのものには手が付けられない状態である。

 マルコスが不正に蓄財した手口は簡単で、あらゆるプロジェクトの予算に対してリベートを要求し、それも5%から20%を要求していたとみられる。

 このため、プロジェクトを進める側は話が早いとしてせっせとマルコスにリベートを払ったが、マルコス在中に日本政府の援助は増大し、一方でこの日本の税金がマルコスに流れ、日本の大小の商社が暗躍、甘い汁を吸ったのも事実である。

 マルコスの弾圧によって今の共産勢力の軍事組織、イスラム系軍事組織の活動が始まり、不正によって経済の後退、貧困を増大させたと評価されるマルコスだが、激することも早いが忘れることも早いフィリピンでは既にマルコスは完全に復権した。

 この時期にマルコス家が不正隠匿財産を政府に返還する意図は明らかでなく、数々の憶測を呼んでいるが、88歳になり、健康不安説が流れるイメルダが懺悔のために考えたのではという説が有力である。

 しかし、返還するといってもごく一部で、その中にはミケランジェロ、ゴッホ、モネ、ゴーギャン、ピカソなど名だたる絵も含まれている。

 返還が実現したらこれらは国立の美術館に収められるであろうが、マルコスの家の壁を飾っていた絵が管理の良い美術館に移るだけで、どうやって取得したか解明する方が先との批判も強い。

 また、マルコスの不正蓄財で主とされるのは金塊で、いくらかの金塊は返還されるらしいが、一説にはマルコスが隠匿する金塊は『7000トン』と証言する下院議員もあって真相は不明である。

 仮に7000トンが本当とすると現在の金価格からトン50億円、7000トンで35兆円にも達し、この途方もない数字が嘘にしてもマルコス一家の犯罪を証明しているのは確かである。

【写真はイメルダ・マルコス77歳の時】


Updated: 2017/09/03 (日) 12:50

Share |
 
フィリピン政治ニュース ::: フィリピン・インサイド・ニュース(Philippines Inside News)
 フィリピン南部ミンダナオ島の『内戦』は、従来イスラム教徒が多数を占める同地への中央政府の政策によるキリスト教徒の移住、開拓、それに対するイスラム教徒側の反撃、及びミン..   (2018-07-27)
民間調査会社SWSが7月に公表したドゥテルテ大統領に関する支持率調査では、就任以来最低の支持率であったことが明らかになったが、同調査会社と競う『パルス・エイシア(PAR)』社が7..   (2018-07-15)
 民間調査会社SWSが6月27日から30日にかけて、ドゥテルテ大統領【写真】に関する支持率調査が、全国の成人1200人を対象にして実施され、7月10日、その内容が公表された。 それによると..   (2018-07-12)
 日本や中国などからのODAで国内大型インフラを政府主導で進めて、景気浮揚を図るドゥテルテ政権は3年目に入っているが、外国からの投資減、ペソ安、株価下落が続き、6%台の高い経..   (2018-06-29)
   ENDO(end-of-contract)と名付けられている、6ヶ月ごとに労働者を解雇し、再雇用を繰り返す悪しき労働形態がフィリピンにはあり、ドゥテルテ大統領はENDOを大統領令で撤廃するよ..   (2018-05-30)
  5月14日に全国で行われた『バランガイ』議長と議員及び『青年評議会(SK)』議員を選ぶ選挙が行われ、実施当局は『概ね平穏』と評価するが、選挙期間中に対立陣営から殺害され..   (2018-05-19)
 フィリピンの最高裁判所判事の定員は15人で、定年は70歳。その任命は時の大統領が行う。 長官はアキノ前大統領が任命したソレノ【写真】であったが、5月11日、最高裁判事14人(ソレ..   (2018-05-13)
 兄弟の経営する会社に6000万ペソ(約1億2500万円)を広告費として支出して、国営テレビ局の番組を制作させた疑惑が抱かれている観光庁長官が5月8日、辞任をした。 この問題は会計検..   (2018-05-09)
 フィリピンの労働契約形態に、雇用側は労働者が就労後6ヶ月を過ぎたら正規に雇用する義務を負っている。 しかし、これには抜け道があって『ENDO』と呼ばれる、6ヶ月ごとに自動的に..   (2018-05-03)
 人権や反対派に締め付けの目立つドゥテルテ政権だが、フランス・パリに本部を置くジャーナリストの国際的NPO『国境なき記者団』が2017年度の『報道自由度ランキング』を公表した。..   (2018-04-27)
 4月16日、フィリピンで過去27年宣教師として活動する71歳のオーストラリア人修道女が、入管当局に拘束された問題で、ドゥテルテ大統領【写真】は『拘束は自分の指示』と認めた。 ..   (2018-04-19)
 水質汚濁、環境破壊で観光地として不適切と問題になっている、フィリピンを代表するボラカイ島の閉鎖が4月4日の閣議で本決まりとなった。 閣議にはボラカイの閉鎖を提言していた..   (2018-04-05)
 2016年5月に行われた正副大統領選では、泡沫候補から成り上がったドゥテルテが圧倒的な票差で大統領に当選したが、副大統領選ではその票差が少なかったために次点で落選した陣営が..   (2018-03-29)
 日本でも安倍総理、麻生副総理と総理大臣を祖父に持つ世襲政治家の弊害が指摘されているが、このフィリピンは政治を家業とする政治屋一族が国政や地方自治体に巣食っている実態が..   (2018-03-15)
 1986年2月の『エドサ政変』でフィリピンを追い出されたマルコス元大統領一族の娘『アイミ―・マルコス』が2019年に行われる上院議員選に立候補する考えを示している。 アイミ―はマ..   (2018-03-09)
 その国の汚職度、腐敗を数値化して毎年発表している国際NGO『Transparency International』が2017年度の結果を公表した。【赤い色に近づく国ほど汚職度が高い】 それによると、180の対象国及..   (2018-02-28)
12345678910,,,30
ニュース コラム ライフ
フィリピン留学情報
MAAS!留学
セブ島留学・セブ留学ならMAAS!(マーズ)留学へ
メルマガ購読(無料)

メールアドレス(半角) 
Share |
会社紹介お問い合わせお知らせディレクトリ
全体:830,810 今日:63 昨日:162
PH-INSIDEに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
E-mail: help@ph-inside.com
Copyright (C) 2002 ph-inside.com. All rights reserved.