 低価格航空の『セブ・パシフィック航空』や全国展開のショッピング・モール『ロビンソン』などを傘下にする『ゴゴンウェー財閥』を構成する不動産運用会社=RLCがセブでホテル投資を活発化させている。
その一つ 中級ホテルのミッドタウン・ホテル(ロビンソン・フェンテ内=写真)を改装中でサミット・サークル・セブと名前を変える。
RLCはこの他に国内に2つのホテルブランドを展開中で、内一つは国際的チェーンホテルのクラウンと組んでいる。
他にゴー・ホテル名でマニラ首都圏マンダルーヨン市、レイテ島タクロバン市、ネグロス島ドマゲッティ市とバコロッド市、パラワン島の景5つのホテルを経営、今後も各地にあるロビンソン・モールと抱き合わせでホテルを建設予定。
サミット・ホテル名も今後国内各地にチェーン展開する予定とRLCは利用者階層に対応するようにホテル・ラインナップを充実させていると述べている。
こういったセブ地域への投資は今後セブを訪れる観光客に成長が見込まれるためとRLCは見込んでいる。
モール運営に関してRLCは免許証発行など許認可事項を多く持つ政府系機関をテナントに入れて人の流れを増やす戦略を取ると述べた。
このように活発な投資を進めるRLCは収益で純益が昨年比10%弱の伸びを示し、今後も堅調な成長が予測されている。
なお、この投資の流れを受けてセブ島北部ボゴ市の外れにロビンソン・モールを建設予定で既に土地は確保、建設予定地近くにはボゴ市の新庁舎が建設中。
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