 フィリピン下院議会でフィリピンのHIV(エイズ)感染状況についての報告があった。
これによると本年2月は昨年同月比22%増しの、130人の感染が認められた。
この結果、国内では今年になって311人の増加、全統計ではHIV患者数は計6,326人となった。
また、1984年にHIV統計が行われてから324人の死亡が確認された。
新規に感染した159例を調べると男が144例、女が15例となっていて男の感染が非常に多いことが分かる。
また最新の症例ではOFW(フィリピン人海外就労者)の感染が目立ち、19例が見つかった内、男15人、女4人となった。
これらの結果から国内でのHIV教育の徹底化が叫ばれ、フィリピンに買春に訪れる外国人にとってHIV 感染リスクの高い国である認識が必要となっている。
写真は著名人で最初にHIVで死亡したとされる『ロック・ハドソン』
|