 フィリピン外務省、8日付け発表によると、インドネシア・ジャワ島中部にある『ソロ国際空港』でフィリピン人女性が、ヘロイン1キロ強を密輸し税関当局に摘発、逮捕された。
この女性はマレイシアの首都クアラルンプールからソロに入国したが、取り調べに対して『国際麻薬密売組織から報酬8,000ドルと引き換えに密輸を計った』と供述している。
インドネシアにおいて麻薬密輸罪で有罪になった時は、最高で死刑(銃殺刑)の判決を下され、この逮捕された女性もその行方は危うい。
フィリピン外務省は中国でフィリピン人3人が麻薬密輸で死刑執行を受け、海外に出るフィリピン人に対して運び屋をやらないように注意を喚起しているが、金と甘言に釣られるフィリピン人は後を絶たない。
今回の手口では、警戒の手薄な地方空港を狙ってインドネシアに入ったが、それが逆にインドネシア係官に疑いを持たれたようだ。(写真は事件のあったインドネシア・ソロ国際空港)

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