コカコーラ社役員の殺人犯 19人に無期懲役
6年前、コカコーラ社の取締役だったベティツアシを拉致し、殺した疑いで起訴された、17人の男性と 2人の女性殺人犯たちに、有罪が認められ、無期懲役が言い渡された。
主審を担当したクェゾン市の地方裁判所、アレックサンド判事は、容疑者らに追加で各自5万ペソ-7万5千ペソずつの民事賠償額を、ベティツアシ家族に支払うことを判示した。
また、微温的に犯行に加わった、ホンクコルニスタには、彼が証人として事件の現況を述べた情状を酌量し、起訴を棄却した。重武装した警護員らの保護を受けて法廷に参加した、ベティツアシの家族らは、容疑者らに無期懲役が言い渡しされると、安心する表情だった。
犠牲者ベティツアシの母親であるマリア氏は、“一人子だったベティツアシを殺害した犯人らが、まだ自分たちの罪を改めず、偽りの陳述で一貫する様子を考慮すると、これ以上、人を害さず、残った人生を監獄で過ごすようになったことが幸いだ”と涙を流しながら話した。
コカコーラ社の取締役として勤務していたベティツアシは、2003年11月7日午前7時30分頃、トヨダのラブ 4に乗って、クェゾン市のノバリチェス・デルラクルズ・ストリートを通るところ、容疑者たちに車を止められ、拉致された後、その翌日に鉄で殺害された。犯人らは家族に身代金として1千万ペソを要求した。
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