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【注意】 マニラ国際空港に蔓延る 悪辣なぼったくりタクシー - フィリピンニュース, 現地生活 最新情報発信
社会/文化
   
  【注意】 マニラ国際空港に蔓延る 悪辣なぼったくりタクシー

 世界の国際空港の中で最悪といわれているマニラ国際空港で、ターミナルを出て待ち受けているタクシーに乗って、高額なタクシー代金を請求される事件が頻発している。



 マニラ国際空港には国内便を含めて4つのターミナルが無計画に作られ、各ターミナル間の接続は全く考えられていなくて、利用客はターミナル間を移動するのにタクシーを使うことが多い(無料のシャトル・バスはあるが不便で、空港当局はタクシーに乗せるように仕向けていると評判が悪い)。

 目と鼻の先にあるターミナルまで現地事情に疎い乗客は、乗車後に25ドル(1200ペソ弱)も請求されている悪質タクシーのケースが続出。しかも、乗客が乗車してから高額な料金表を見せられ従わざるを得ない状況となっている。

 この料金表にはフィリピン航空と運輸通信省の公式ロゴが上部に印刷されていて、あたかも両機関が公認しているような印象を与えているが、両機関ともこれら悪質タクシーとは関係ない。

 インチキ料金表によると空港からマカティ―市まで30ドル、マニラ市が35ドルとなっているが、空港からマカティまでのタクシー料金は通常4ドル(約200ペソ)程度である。

 また、これらぼったくりタクシーは遠隔地もドル払いでリストに載せていて、サンバレス州オロンガポ市が140ドルの最高額になっている。

 この悪質タクシーはドルで払わせることもさることながら、こういった問題が大きくなったのは、それまで空港には空港タクシーと称する値段の高い黄色いタクシーが独占していたが、多くの乗客をさばききれず、昨年420日から通常のタクシーの客待ちを認めてからで、知恵の回る悪徳タクシーが跋扈している。

 こういった問題に対して空港当局は、悪質タクシーの登録番号を空港内にある担当部局に通報するようにと乗客に呼びかけていて、全く取り締まる気はなく野放し状態。一部には空港当局と悪質タクシーとの癒着が指摘されていて、そのため取り締まれないとの話も出ている。

 しかしながら、相次ぐ批判から空港当局とは別の運輸通信省陸運局の陸運事業認可調整委員会が112日に空港で抜き打ち検査を実施した所、違法運賃表を所持していた運転手3人を摘発、逮捕した。

 なお、昨年空港内でのこの手の悪質運転手の逮捕は氷山の一角と見られる35人であった。これら運転手には空港内への出入り禁止、罰金2千から4千ペソが科せられる。

 その国の印象が良くなるのも悪くなるのも、出入り口になる国際空港で適正料金と安心してタクシーに乗れることが一番肝要で、空港の規模や設備などは些末なことであり、悪評紛々のマニラ国際空港当局は危機感が足らないと指摘されている。

 【写真はマクタン―セブ国際空港の正面】


Updated: 2016/01/13 (水) 12:57

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