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フィリピンを舞台に性犯罪を起こす外国人は国を問わず多いが、日本人による性犯罪が相次いで摘発されている。
1件は3月9日、セブ市で15歳のフィリピン人女性をレイプした容疑で国家捜査局(NBI)に逮捕された。
逮捕された日本人男性は東京都に住む69歳で、アメリカのグリーンカードを持っていた。
調べによるとこの男はインターネットの交流サイトを通じて女性と知り合い、2回目にこの女性と会った時に男が借りていたホテルの室内でレイプに及んだ。
逮捕された経緯だが、この未成年者はレイプ後に母親に話し、その後セブ州の女性委員会に相談。3回目に男性と会うと約束をしてホテル内に同室した時NBIの捜査員によって逮捕されている。
取り調べで男は性交渉は合意の上であり、無理やりではないとこの手の犯罪者の常套の弁解を述べているが、未成年者と性交渉したこと事態が犯罪行為であり、フィリピンでは重罪に処せられる。
また、性交渉を持った未成年者は携帯電話を買ってくれたら付き合うと言っていたといい、女性側に落ち度があるような弁解をしているが70歳に近いジジイが10代の女性と付き合えると思っている認識自体が、この手の日本人の頭のネジが狂っている証拠で、厳罰が望まれている。
また、3月10にはNBIマニラ本部に未成年売春斡旋の疑いで拘束されていた59歳の日本人男性が本部内で自殺をした。
この男はセブやマニラ首都圏でインターネットを使って有料の未成年の猥褻画像を公開し、フィリピンを訪れたアメリカ人を中心にした外国人に未成年者を紹介、売春を斡旋していた。
この男は自殺する2日前の8日に、NBIの捜査員がアメリカの捜査機関からの情報からおとり捜査を実施。
首都圏タギッグ市にあるコンドミニアムの一室でこの男がおとり捜査員に女性を紹介した所で、共犯とみられるフィリピン人女性2名と共に逮捕されている。
その後、NBI本部の人身売買捜査課で取り調べを受け、常時2人の捜査員の監視を受けていたが、トイレに行くと言って捜査員の眼を盗んで扇風機のコードを首に巻いて自殺に及んでいる。
セブで未成年者に対するレイプ犯罪同様、この手の犯罪は有罪になると禁錮数十年の厳罰が処せられ、自殺した当人は劣悪なフィリピンの刑務所で過ごすよりはと自死を選んだとみられる。
このようにたまたま日本人の性犯罪が続いたが、これは氷山の一角であり、国籍を問わずフィリピンを食い物にする性犯罪者は蔓延している。
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