10月30日現在のフィリピンの新型コロナ感染者数は1日当たりの発症はやや少なくなっているものの、380729人となり、38万人台を突破した。

死者数は7221人で、感染からの回復者は331046人、約5万人が入院などの手当てを受けている。
収まらない感染状況から政府や自治体は防疫措置を従前の様に延長し、特に11月初めの万聖節期間中の墓参を禁止するなど対策を講じているが効果は限定的である。
また、政府が発表する感染状況は信用出来ないと見ている人も多く、実際はその10倍はあるのではないかなど不安を煽るデマも流れている。
このまま、感染が収まらないとフィリピンの最大行事であるクリスマスも祝えず、また1月に行われるキアポ教会のブラック・ナザレ、セブ市のシヌログといった行事開催も危ぶまれ、ブラック・ナザレは既に中止が決定している。
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