2021年のミス・ユニバース、フィリピン代表は、セブ市から出場したBeatrice Luigi Gomez(ビア・ゴメス)が選ばれた。

同コンテストはフィリピン全国から100人の候補者が集まり、最初は75人に絞られ次に50人、30人とふるい落とされ最終選考で10人が残った。
最終選考はセブ島隣のボホール島のリゾートで開催されたが、候補者の中でコロナ陽性者とデング熱感染者それぞれ一人を出し、コロナ禍でやる必要があるのかとの批判も強かった。
その10人の中に優勝したビア・ゴメスとセブ州代表のSteffi Rose
Aberasturiが入り、前年度のフィリピン代表がイロイロ出身でヴィサヤ地域が美人の産地であることを裏付けた。
ピア・ゴメスはセブ州東海岸の町サン・フェルナンド出身で現在26歳。
20歳の時にセブ市隣のマンダウエ市のミス・マンダウエ入賞を皮切りに2020年にミス・セブ優勝とコンテスト・キャリアを重ね、今回の栄冠に輝いた。
大学ではマスコミュニケーションを学び、175センチの長身を生かしたバレーボール選手で、現在、モデル業。
ミス・ユニバースは世界三大コンテストの一つで、1952年から始まり、発祥の地のアメリカが8人優勝で一番多く、フィリピンはこれまでにアジア圏で最多の4人の優勝者を出している。
日本は1959年に児島明子が優勝し、世界コンテスト初の優勝した日本人と名を留め、2007年に森理世が2人目の優勝者となった。
2021年世界大会はイスラエルで12月に開催されるが、コロナ・ワクチン接種が世界で最も進んでいるイスラエルでもコロナの猛威に晒される事態になっていて、予定通り大会が実施されるか不透明である。

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