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国民的英雄
エミリオ・アギナルド 【就任期間:1899−1901】    出身:カビテ州
 フィリピン共和国初代大統領。 1869年3月30日(22日との説も)現在のカビテ州カウィット町に生まれ、サンファン・デ・レトランに学ぶ。スペイン植民地時代、アンドレス・ボニファシオが結成した秘密結社カティプナン(KKK)に加わる。カビテの戦闘で軍事的才能を発揮して名声を得る。
 1897年、カビテのテヘロス会議において別の組織を作ろうとしたボニファシオを反逆罪で有罪として後に処刑、主導権を握りブラカン州で「ビアクナバト共和国」を樹立する。同年、スペインとビアクナバト協定として知られる停戦協定を結び香港に亡命する。
 翌1898年、米西戦争の勃発を機にアメリカの軍艦でフィリピンに戻り戦闘を再開、6月12日にカウィットの自宅でフィリピンの独立を宣言する。その日に初めて国旗が披露され国家が演奏された。現在、この日が独立記念日となっている。
 同年9月15日、カビテ州マロロスで革命議会を開催。翌1899年1月23日、アジアで最初の共和国憲法として知られるマロロス憲法を公布してフィリピン共和国(第1次共和国)を樹立、若干30歳で初代大統領に就任した。
 しかし、前年にパリ条約による米西の講和でフィリピンはアメリカ領となっており、大統領就任の翌月には米比戦争が勃発する。翌3月に首都マロロスが陥落すると同年11月に正規軍を解散してゲリラ戦を展開するが、1901年3月に逮捕されアメリカの主権を認めた。
 1946年7月4日の独立パレードではフィリピン国旗を掲げた。1964年2月6日死去。マニラ首都圏の国軍基地などにその名が残る。

大統領の素顔
協力:フィリピン国立図書館
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